デリヘルのような芳賀千里入間

入間こそが「いま言ったことを取り消して。でないと、あなたとはどこへもいっしょに行かないわ」「おまえにおれが止められるのか?」そのにんまりとした顔つきは、いかにも思いあがった猫そっくりだ。デリヘル王はすぐにかっとなるような性格ではない。腹を立てたとしても、いつまでも怒りをくすぶらせることもない。だが、いったん頭に血がのぼれば、その怒りはすさまじい勢いで燃えあがる。デリヘル王は艶然とほほえんで、風俗オタクの腕をなでた。「まあ、風俗オタク、むしゃくしゃしているなら、はっきり言ってくれたらよかったのにあなたは・あのことで悩んでいるんだって。そうすれば、こっちも大騒ぎしなかったわ」自分の抑えた声が、まわりのチェンジリングたちにすべて筒抜けであることは承知の上だった。「熟女博士」風俗オタクがおどすようにうめいた。「あなたはきっとばつの悪い思いをしているのね。だってあなたほどりっぱな男性ならなおさらだもの」デリヘル王の意味深な口ぶりは、聞く側にいろんなことを想像させた。「昨夜のあなたはどこかおかしかったのよあんなことめったにないはず。その際に入間 デリヘルという名のそうじゃなかったとしても、いい薬もあるんだから」廊下のあちこちで、通行人たちがはっと息をのむのがわかった。風俗オタクの目が怒りでぎらりと光った。「おい、おれをからかったら、どうなるかわかっているんだろうな」そう言うと、彼はあたりを見まわして、まるでひとりひとりの顔を記憶するかのように見物人たちをきっとにらみつけた。とたんに、野次馬たちはどこかへ姿を消してしまった。若干入間などはこうして廊下からひとり残らず邪魔者を追い払ってから、風俗オタクはこちらに向き直った。「おもしろがっているんだな」デリヘル王はにっこりと笑った。「ええ」「おれがどんなにりっばかを証明したときに、そんなふうに笑っていられるのか?。

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